食べものはいのち(生命)
「命・食糧・環境・くらし」を守り育む北竜町
北海道北竜町は暑寒別天売焼尻国定公園の一角、暑寒連峰の裾野に広がる人口約2,000人の小さな町です。夏には、太陽の光をいっぱいに浴びた150万本のひまわりの花が咲く「日本一のひまわりの里」が町の中心となり、秋には1,800haの水稲が主役に変わります。
北竜町は昭和63年から全町あげて水稲の農薬削減に取組んできました。平成15年から水稲の使用農薬統一に取組み、平成16年には全戸統一が実現。更に農薬削減率は、 平成17年にはうるち米生産組合で50%、もち米生産組合で40%となっています。
現在、私達が取組んでいる低農薬栽培は、今後北海道稲作のスタンダードになると考えており、私達の取組みをより多くの人に理解して頂くために、生産情報公表農産物 JAS規格を水稲で取得しました。
米の産地としては、生産者が力を合わせて『食べものはいのち(生命)』の思いを大切に、手と 技術と心をつくして、人の安全な食糧を生産する事が、「命・食糧・環境・暮らし」を守り育み、 人と地域と社会に貢献するものと確信しています。
北竜ひまわりライス生産組合
組合長 後藤 敦